一戸建てリフォームとは
中古の木造一戸建て住宅を購入して、自分たちの暮らし方や好みに合わせてリフォームをする方が増えています。 新築で建売住宅などを購入する場合は、図面やモデルルームを見て完成した時の姿や周辺環境を予想します。
一方、中古の一戸建て住宅を購入する場合は、実物を見ることができますし、建物の管理状態や経年変化も確認できます。 新築よりも低予算で購入できる上、躯体を残してリフォームをするので、建て替えよりも解体費用や廃材処分のコストを安く抑えられます。
その分の予算で立地条件や広さをワンランクアップできるのも魅力です。
特に、住宅設計性能評価・建設評価済建物や長期優良住宅認定建物は建物性能が明確化され建物の管理状態や経年変化等設計図書が法律で管理義務による確認ができ安心です。
また、一戸建て住宅の場合、マンションのような管理費や修繕費が掛かりませんし、他の住戸との共用部分がなく全て自分の土地と建物なので、
思い通りにリフォームしやすいと言えます。階下や隣の住民に対する音漏れの気遣いもマンションほどは必要がないので、
小さなお子様が走り回っても、ペットを飼っていても安心ですし、プライバシーが守られやすいのも特徴です。
また、建物の資産価値は約20年で消滅すると言われているものの、一戸建て住宅は他人と共有しないので、資産として考えられる点も大きな魅力でしょう。
このように、抑えた価格で自分たちに合った住まいづくりができる中古一戸建て住宅のリフォームですが、物件を購入する際には注意が必要です。 基礎は磐石か、雨漏りや結露の跡はないかなどを確認するとともに、建築基準法の「新耐震設計基準」が施行された昭和56年より前に建てられた建物の場合は、
構造補強や基礎の耐震補強が必要と考えておくことが大切です。過去のリフォームやメンテナンスの履歴を調べておくと良いでしょう。
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